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INTERVIEW 001 【藤澤 直武様】馬に乗るのは仕事と似ている!

6/16/2021

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藤澤 直武 様(ふじさわ なおたけ)
一般社団法人 日本地域イノベーション研究機構 代表理事  
デスティニー経営事務所(中小企業診断士事務所)代表     
詳しいPROFILEはインタビューの下にあります↓    

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INTERVIEw

ー経営コンサルティングの事業を自分で始めたきっかけとは?

元々会社勤めをしていて感じたのは、会社に勤めることにも大きい意味があるが、直接やりたい事を形にするとか、やる気のある人の事業を直接サポートする事に重点を置くと、なかなかサラリーマンとして大きい組織の中で実施する事が難しいところがあります。

仕事をしている時間は人の人生の中の大部分を占めるので、人生イコール仕事である人が大半だと思います。もしそうだとして、歳をとったとき、自分が本当に充実をした人生を送ったのであろうかと振り返った時にどう感じるか?と思うと、今までの生き方とは違う方法もあるのでは、と思いました。本当にやる気のある人や困っている人を自分が主体となって支援したり、一緒に何かを作り上げるという事に自分の残りの人生使いたいと思い経営コンサルティングの事業を始めました。
 
ー事業を始めた当初はどういう風に会社を認知させたのでしょうか?

一番最初は神戸の商工会議所で「MBA早分かり塾」のケースメソッドの講座を開催しました。当時はなかなか関西圏では珍しく、慶応のビジネススクールでしかそういう事を教えている所がなかったので、関西に帰ってそういう事をやりますよっていう、感じで話をしていました。結果、第1回目の講座を開催したときに会議室が満席になってしまった。自分の中での大きい気づきは、この満員の状態は、様々な方々の応援、認知・告知等のお陰で成功したと思っています。結果的には約3年間ほど続けました。

最初からうまく行ってしまいましたが、普通は少しづつのはずなんですけどね。例えばお笑い芸人の場合、最初は、小さなホールで漫才をしていると思うんです。私も、最初から満席になるわけではないので、6人ぐらい出席者がいればいいと思っていました。基本的に僕は一人でも出席者がいればやろうと思っていましたし、その考え方は、今も変わらない。0人は自分のどこかに原因があるけど、一人でもいたら、やります。
 
ー毎日の習慣や心がけていること・成功するためにやっている事を知りたいです!
 
あまりジンクスとかは信じないです。ただ、健康づくりで週に一回馬に乗るようにしています。でも基本にあるのは「善人であれ」という考え方をしてるので、間違ったことはしないということを常に心がけています。
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―習慣として、週に一回馬に乗ると仰っていますが、
藤澤様にとって馬に乗る時間はどういう時間なのでしょうか?

基本的に馬は思うように動かないですね!
自分の思う通りに動かないので、相手の馬に合わせて、力加減とか乗り方をそれぞれの馬によって変えないといけない。うまく行くことの方が少ないので、パートナーシップというか、仕事をするという面で役立っているかもしれないです。
 
馬の難しいところは、強引に行った場合も良い時がある。例えば「絶対飛ぶんだ!」という風に自分から持っていった方が良い場合もあるし、やればやるだけダメになる馬もいるんですよ。
 
だから、それが仕事と一緒でケースバイケース。世の中は自分が思った通りに行かないことが多く、周りの環境に柔軟に対応しないといけないことを馬から学びました。
  
ー様々な経営コンサルティング会社があると思うのですが、
藤澤様が思う他社とちがうところを教えてください。


僕は基本的に「俺は教えてやるぞ!」とか「俺が先生だ!」とそういうスタンスではないですね。
 
他社と違うところは、常に一つの分野だけで考えないところだと思います。必ず全然違う分野の考え方を持ってきたり、アイデアを取り入れてきたり。考えていく思考の中でも、例えばAIでも読み取られないような気持で、わざと複雑な思考になるようにしたり。

後は流行に流されないことですね。流行っているからこう、というのではなくて、
これからこうなるから、こうした方がいいのではないのかと先を読む。
コロナになってからリモート等色々言われはじめてていますが、僕はワーケーションの提案を10年前から周りの方々に話をしています。最近日本で話題になっている事業再構築の補助金も、その位の時期から私のお客さんには戦略の手法として話していますが、それがやっと支援メニューになった。周りに同じようなコンサルは皆無でしたが、間違ってなかったな、と思っています。
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ー藤澤様の視点から見て、うまくいく経営者の三つのポイントを教えてください。

もし同じ業種の同じような経営者を比較して見た場合の違い(ポイント)は
  1. 人の話をちゃんと聞く・理解できる⇒まず人の話を深く聞いて、理解できる人であるかどうか
  2. 経営者の周りに強いサポートシステムがある⇒経営者を支える素晴らしいサポートシステムがいるこそ経営が成り立っていることが多い
  3. やろうとしていることに対しての想い・強い理念を感じられる人⇒綺麗ごとではなくて、ちゃんと物事のたてりの中でやっている。

例えば、お金だけを追い求めている方もいます。ただお金を追いかけると逃げるし、そういう人の周りには同じ様な人しか近づかないので、追い求めるのではなくて、経営を数字でちゃんとみることの方が重要。
 
基本にあるのは当たり前の事を当たり前にできているかどうか+それをちゃんと行動に移しているのか・移していないのかだけのことだと思います。
 
ー藤澤様が想い描くサクセスとは?
自分が幸せと感じたらそれでいいと思っています。
極端な例えでいうと、「宝くじで4億円当たったらいいな!」という人がいるじゃないですか?でも宝くじに当たって、その人は本当に幸せになるのかな?という話です。
果たして幸せの額は4億円なのか?使おうと思えば4億円でも足りないという人もいます。
 
なので、金銭的にある程度の余裕さえあれば、自分の中で幸せな状態を感じられることが大切だと思います。そうすれば、自分だけではなくて、他の人が幸せになるようなことも考えられるようになるでしょうし。
僕はそういう風になっていっている時が一番の幸せだと思います。
 
ー若い頃の自分にアドバイスをかけるのであれば、何を伝えますか?

前にも触れたように、もう少し勉強をしとけばよかったのと、周りの人が言っている事をもっと理解して、コミュニケーションをとった方が良かったですね。
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ー新しく起業したい若手に向けてのアドバイスをお願いします!

1.基本的な経営学・学問の部分も学ぶべきだと思います。ノウハウとかハウツー本ではなくて、基本的な経営の理論。理論は意味がないという人もいますが、必ず自分の経営の中で置き換えられます。そういう学びが必要。
 
2.良い人といい会社と付き合う。
良い人・良い会社とは共に成長できる会社・相手の自社に対しての考え方。会社によってそれぞれの能力や特徴があると思います。
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例えば取引先でも、ついつい同じところに依頼する場合が多いと思いますが、会社の為にも常にアップデートして見直すことが大事です。自分の仕事・会社がベストになるように常に考えて、様々な会社や人と付き合う。
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ー藤澤様の夢を教えてください。また、その夢を現実化するために踏んでいるステップも知りたいです。

地域イノベーションでは、また手がつけられていない、観光の未開発のエリアで補助金漬ではなくて、自社のエネルギーでその地域がよくなることをやってみたいです。今もいくつかそれに近いことをやりつつあるので、そういう経験の中で色々とできていくのかなと思っています。
 
ー具体的にやりたい場所等はあるのでしょうか?

多様に考えないといけないと思っているので、いろんな人と出会った中で、複数の選択肢の中からやっていければいいのかなと思っている。
 
経営コンサルの方では、まだやったことの無い分野として、スポーツ選手が引退したときにセカンドキャリヤ、個人事業を始める際のサポートをてみたいです。機動に乗るパターンは必ずある。プロスポーツ選手の仕事のやり方と地域で個人事業で商工業をやるやりかたは考え方・付き合い方も変えないといけないところもあると思います。

PROFILE

​中小企業診断士・デスティニー経営事務所(岡山県倉敷市、大阪府)代表として、地域の中小企業支援を行うほか、若年層の起業家教育登録事業者(中小企業庁)として、中学生社長加藤路瑛氏とのコラボ事業を展開した他、各地での創業塾等を担当。社会貢献団体の経営支援等を行う、岡山県でも数少ない準認定ファンドレイザーとなる。平成30年からアグリビジネスジャパン(東京都)においてアグリビジネス相談員を務める。

法人業務として、個別の地域振興に関する事業を行っており、「兵庫丹波の実り・魅力ある地域づくり構想策定」策定、宿泊型農作業体験の推進業務等を実施した。ケースメソッド教育の普及啓発を行っており、神戸商工会議所での運営のほか、高知県高岡中学校での教育導入支援が冊子として出版され(「討論授業が中学校の授業を変える―ケースメソッドによる土佐市の学校改革」(2015))、富山県高志塾等でも人材育成に務める。

「地域に誇りを」を理念とした一般社団法人日本地域イノベーション研究機構を設立(2019)、国家戦略プロフェッショナル検定・食の6次産業化プロデューサー認定対応講座の運営を行い年間のべ100名をこえるプロデューサー育成に尽力。各地域の人材育成の要望にも対応しており、広島県での研修講師を務める(2020)。各地域の地域振興に関する業務も行っており、地域づくりのノウハウを盛り込んだ「兵庫丹波の実り・魅力ある地域づくり構想(2021)」策定等を行い、地域内外にヒントを伝授。

鹿児島県錦江町でのワーケーション実証、宿泊型農作業体験の推進業務(兵庫県)を経て、本年度は、鳥取県ワーケーションプログラム開発にも着手するほか、他社の費用を用いない、単独の事業として各地でのまちづくりを行う、真の地域づくりに関する団体としての認識が高まっている。

​趣味の乗馬と地域のまちづくりノウハウ、経営マネジメントを融合した「馬がかんじられるまちづくり」を提唱し、論文を公表(6編)、日本ビジネスマネジメント学会にて発表、各地での馬事振興に繋がっている。

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